クレド9月

来月のクレドのご紹介はこちらです。


6、自利利他
〜自分のためが他人のためになる〜


わからないことはドンドン聞いていきましょう。「こんなに発信していいのかな?」って恥ずかしく思う必要はありません。発信をためらう人にとって、あなたの勇気ある発言で助かっていることもあるからです。だからこそ、発信し続けることをspaceは大切にしていきたいのです。


 

夏の甲子園も終わり、夏の終わりが近づいている事を実感する日々です。私自身、高校球児だったからこそ高校野球について色んな想いがあります。私は高校時代にわざとサインミスをした経験があります。打者として相対する投手から絶対に打てる自信があったからです。試合はチームが2点差でリードしていた9回の表。追加点が欲しいシチュエーションです。ランナーが走り、必ず打たないといけないサインが出ていました。その場面で堂々とボール球を見逃しました。その次の球でライト前ヒットを放ち、チームに追加点をもたらしました。


 

打てて良かったと思うよりも、「打って当然!」「なんで俺にヒットエンドランのサイン出すのだ!」と半ばキレながらランナーにいました。その事については試合後にも一切触れられる事がありませんでした。ラッキーだったのか、アンラッキーだったのか、チーム競技においては結果的に良くても絶対に許されない行為です。もし、あの試合後に私からコーチに対してサインをワザとスルーしたと素直に申し出ていたらぶっ飛ばされたかもしれません。笑


 

それくらい、昔から自己中心的で他者を思いやる気持ちが他者を思いやる以上に強かったのだと思います。少年時代とはそんなもんなのかなと今では達観してみられますが、かなり痛い奴でした。高校を卒業後に大学に入学。その後も自己中な自分はいました。バイトリーダーをやらせてもらった時なんかは、周りが驚くほどキレてました。相手を労るのではなく、相手を引っ張っていくタイプの人間でした。しかし、根底には自利の追求がありました。


 

「他人からよく思われたい」


「結果を残して昇給したい」


 

もしかしたら、誰にでもある一面かもしれません。しかし、その一面が強すぎる事で後々苦しくなっていく自分がいました。それでも、自分のためを思う行動は大切だと私は思っています。そこで理解して欲しいのが自利利他という言葉の意味です。


 

 

「自利とは、自己の修行により得た功徳を自分 だけが受けとることをいい、利他とは、自己の利益のためでなく、他の人々の救済のために尽くすことをいう。この両者を完全に両立させた状態に至ることを、大乗仏教の理想とする。」


 

引用コトバンク


 

自利というと、自分の利益と想像してしまいがちですが本来は辞書にある通り、自己の修行によって得た人や世の中のためになる善行を受け取る事を言います。つまり、自分の利益といえばそうなのですが、善い行いをした過程において恵まれた人や物がベースの事を指します。この事から過去の私は自利の追求ではなく、私利私欲に走っていた事がわかります。この違いを理解しておく事が「自分の為が他人の為になり、他人の為が自分の為になる」意味を会得する上で大切なポイントとなります。なので、利他と私利の違いを理解してください。


 

その上で私がspaceファミリーを思って伝えたいのが自利になります。以前、脳科学で有名な茂木健一郎さんがこんな言葉をTwitterで呟きました。


 

「自分のためばかりを考えていても、一人分のエネルギーしか出ない。この世に、自分というものは一人しかいないからだ。」


 

この言葉の真意は「私利私欲に走ってはダメだ。他人の利益を追求する事で人は不思議な力が生まれるのだ」と解釈する事も出来ます。現に、201131日に鬱病になった頃の私は利他や貢献を意識はしていたもの心の底には私利私欲の気持ちが拭えていませんでした。


 

結局は自分の為が自分の利益しか考えていなかったのです。常に見返りを求めた自分が行き着いたのが鬱の世界でした。そして、自利利他を深めていきます。本当の自利や本当の貢献とは何か?その中でも私が強く意識し出すようにしたのが「見返りを求めない利他」でした。


 

例えば、選手の結果についてネット等で私から伝えていません。選手から提案されて初めてSNSで伝える程度です。正直、それによって選手がプレッシャーにならないかなと心配したりします。


あとは贈与に気をつけています。贈与は無意識に相手を支配することに繋がると言われております。相手を思った行動であっても利他とお節介は紙一重です。


 

では私が求める利他とは何か?自利とは何か?spaceで具体的な行動は何か?についてお伝えすると3つあります。


 

1、自分の夢に正直になる


2、他人の夢を応援する


3、自分を成長させる


 

1、自分の夢に正直になる

 

1つ目の自分の夢に正直になるとは、「壮大な夢宣言」でブログを綴って欲しいなと思っています。自分自身の夢に正直になると、不思議と自分の幸せに気付く事が出来ます。自分の幸せに気付ける状態になると様々なメリットを感じることが出来ます。ポジティブ心理学では前向きな人ほど成功しやすいと言われています。当たり前の事なのですが、その中でも自分の機嫌を上手に取ることが出来ない人が多いのです。


 

その背景には、


 

「苦しまないと結果を残せない」


「自分は幸せになってはいけない」


 

など自分を制限する思い込みを持っていることが挙げられます。夢を持つ事も同じで、年齢や金銭的な理由から諦めてしまう人もいます。しかし、それらは全て自分で作り上げた出来ない理由の羅列に過ぎません。だからこそ、自分の夢に正直にあることは例え夢が叶っていなくても、近づいてなくても、夢を持つことで得られる精神的幸福感を掴むことが出来ます。


 

またspaceでは誰1人として人の夢を否定する人はいません。安心安全な仲間に夢を打ち明けることで夢を持つ自分に自信を持つことが出来ます。さらには仲間の存在によって夢がより早く叶う可能性が高まっていきます。思いもしない出会いや出来事は全て自分の力だけでは無理があります。


 

2、他人の夢を応援する


 

他人の夢を応援する事は利他に繋がります。利他の中でも最上級の利他こそ他者の応援です。人の夢を具体的に応援すると言うことは簡単なことではありません。まずはどんな夢を持っているのか知る必要があります。知りたくても聞けない、そもそも夢すら抱けないくらい精神的に疲弊している人もいます。

 

夢を打ち明けてもらう為には自己開示も必要になるかもしれません。簡単なことでは無いからこそ、夢を語れる場所はとても貴重になります。そして、他者の夢を知る事が出来たら、ひたすら応援し尽くす事が大事になります。応援し続けるためには定期的に夢を確認したり聞いてみたりする必要があります。


 

3、自分を成長させる


 

自利利他を追求していく上で忘れてならないのが自己の鍛錬になります。想いがあっても夢を叶えるに相応しい自分になっていなければ夢物語で終わります。自分の夢も他人の夢も叶えていくに相応しい成長とは何か?具体的に考え追求していく事がポイントです。


 

中には夢の探求をせずに成長だけにフォーカスし過ぎている方もいます。自分自身がその状態に陥っていたら夢を確認しましょう。夢と成長はセットです。


 

以上が来月のクレドとなります。大きな心の器を手に入れるためにも夢の探求に正直なspaceで在りたいと思います。それでは来月もよろしくお願いします。



最後までお読みいただきましてありがとうございます。


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スポーツメンタルコーチ
鈴木颯人