space内で話題になりました

悪魔の言葉「好きにしていいよ」。




監督から投げられたこの言葉に

一人のコーチが苦悩している話でした。


私は環境のまったく違う

学校5校(いずれも私立校)で
野球部コーチ、部長、

そして監督を務めてまいりました。



38年間、現場での指導は試行錯誤の繰り返し。
その間、数々の失敗を経験してきました。


そんな経験から得たことを

少しでもフィードバックできたら・・・



これからの皆様に少しは

お役に立てるのかなとも思い
今回の企画に至りました。


監督を補佐するコーチの

役目は非常に重要です。



有能なコーチの存在は

監督の負担を軽くし
監督本来の仕事(マネジメント)に

専念できる状況を生み出してくれます。



こうしてチームスタッフが一枚岩となり
盤石な体制を作りあげた時
チーム力はグッと向上します。


ところが
現場はなかなかそうは行きません。



監督のやり方に対して
コーチの心に微妙な違和感が

生まれる時があります。



コーチたちから
こんな声が上がってきます。


「俺だったこうするのに…。」
「一体どこまで踏み込んで指導したら良いのかわからない?」



選手への指導で監督の使う言葉、表現方法と
コーチのそれが違っている場合があります。



本質的には同じことを

伝えているにも関わらず
この時はもう選手は迷い始めます。


挙句、
「監督とコーチの言うことが違う」
と選手は受け止めます。




こうした現場あるあるは、

上げ出したらキリがありません。


最終的なしわ寄せは

選手のところにやってきます。



これでは選手が被害者です。



絶対の正解はありません。
それぞれの選手たちが納得いく指導とは何か?



ここを忘れずに

2つの視点が必要です。



それは、

「チームを作っていく」

「選手を育てていく」


今回の企画が、これからの皆さんに
少しでも指導のあり方を考えるきっかけになれば幸いです。




【プロフィール】


1959年東京蒲田の生まれ。父の影響で野球の虜となり、中学・高校と野球小僧で過ごす。強豪校、名門校、甲子園常連校の監督さんに憧れを抱き、いつしか自分も監督になって甲子園を目指そうと決心。一浪の末ワセダの門を叩き、4年間安部球場で汗を流す。3年生からは新人監督(学生コーチ)となり本格的に指導者の道へ。神宮の杜にこだまする各校校歌、応援歌はソウルミュージックとなっている。


 卒業後、社会科教員・野球部顧問として埼玉県内の私立高校に赴任。以来38年間、5つの学校現場で夢を追いかけ続けた。その間、新設校の野球部立ち上げ、部室の火災、不祥事対応なども経験する。生徒の中には、意識不明の重体から奇跡の復活をした生徒、白血病を克服した生徒などとも関わってきた。幸い2000年の選抜大会に出場。全国ベスト4に入るチームを作ったのは自信になっている。


 3年前、後進に道を譲り、それまでの指導の在り方を振り返るため本格的にコーチング等の勉強に励む。「大人(指導者)を変えて、日本のスポーツ界を明るいものに」と考え、2019年3月で定年を前に退職。第二の人生はメンタルコーチとして一本立ちするべく、只今、野球に限らず色々なスポーツの選手、チームに精力的にセミナー、講習会、個人セッション等を実施している。