最近、自分に1番影響があった、こちらの書籍の感想を書きます!


まず、題名を見て、颯人さんが著者じゃなかったら、自分は買わなかったと思います。(すみません。笑)


なぜなら今の自分のポジションは【リーダーではない!】からです。


仕事では、10年目にして、できない冴えない使えない、ムードメーカー。笑

スポーツメンタルコーチとしては、選手と真正面から向き合って気持ちに寄り添うことをやっているので、リーダーという単語にぴんと来なかったんです。


そして何より、【2014年キャプテン挫折】の傷がまだ癒えていない!笑

2014年どころか、高校生の時の委員長も中学生の時のキャプテンも生徒会も小学生の時の学年代表も、、、

実は今までリーダーをいくつからやらせてもらって、全てうまくいかなかったんです。


なぜうまくいかなかったか、それは【自分が目立ちたい!】という理由でリーダーに立候補していたからです。


この本を読み進めて行くうちに、リーダーをやっていた時は知らなかった考え方があったり、書かれていることに反することばかりやっていたなと思いました。


言葉のギャップ、、、かなりたくさんありました。練習メニューの意図が伝わらなかったり、遠征での行動内容が伝わらなくて常にイライラしていました。これは監督と自分のやり取りでも、自分と選手のやりとりでも多く起こっていました!


他にも1回指示したことを忘れられたり、聞き返されるのがとても嫌いでした。

「こっちはキャプテン業務が忙しい中、色んなことをたくさんの人に指示してるのに、1回で覚えとけよ!」なんて思っていました。


毎日の円陣では、「〇〇したらあかん」、「〇〇しないといけない」の連発でした。


いくらでもうまくいかなかった原因は思い付きます。


色々ある中で、1番の原因は、自分の感情を満たすことばかり考えていて、周りの人への愛情がなかったことだと思います。

相手を助けるため、相手の成長のために背中を押したり、手を差し伸べたりすることができていませんでした。


キャプテン時代、様々な自己啓発の本やアスリートの本を読んでいたのにも関わらず、何一つ理解できていませんでした。

そして、この本のように素晴らしい本がたくさんあるのにも関わらず、人間関係に悩んでいる人がものすごく多いです。


そのことから、自分と同じような思いをしている人が世の中にはたくさんいるのではないか?と思いました。

そのような思いをされている人達が、少しでも良い方向に進めるきっかけを作れるよう、スポーツメンタルコーチとしてたくさんの愛のあるエネルギーを発信していけたらいいなと思っております。


最後に、この本を読み終えた時、自分の中で【一生頼れるキャプテンでいよう】そんな決意が生まれ、心がスッキリしました。


『俺についてこい!』