【イベント趣旨】
ノウハウや知識は多く出回るのですがなぜか成功できない・・・。そんな人々に沢山出会ってきました。私たちはこの恵まれた情報時代にも関わらずどうしてこれほどまでに差が生まれてしまうのでしょうか?
人を殴っちゃいけないのに殴る指導者・・・
罵声を選手に言い続けてしまう指導者・・・
子供の可能性を否定し続ける親御さん・・・
厳しい言葉が大事だと信じる親御さん・・・
科学的に間違いだと伝えるのは簡単ですが、科学も時代の変化とともに間違いがあったり科学的な常識が非常識に覆ったりすることもあります。
そこで科学を扱う際に重要なのが知識を扱う人間の道徳になります。そこで心理学辞典には道徳性という言葉でこんな面白い一文を見つけました。
ではどのようにしたらこの道徳性は高めることが出来るのでしょうか?
そこで、毎月、1冊の本をテーマに勉強会を行います。選ぶテーマは最新の科学的な知見のシェアよりも道徳心や倫理観を高める内容を重視したいと思っています。
出来る限り簡単に読める本で、気軽に勉強できるものをチョイスしたいと思っています。1日8ページずつ読めば20日くらいで読み切れる本を皆さんにご提案出来たらと思います!^^
【ルール】
イベント参加日まで必ず本を読んできてくだい。本の貸し出しは行っておりませんのでKindleか書店などでの課題図書の購入をお願いします。イベント当日は本を読んでの感想を発表していただき、その感想を元にスポーツメンタルコーチ鈴木颯人がコメントさせていただきます。
※新ルール 2021年2月より本を読まなくても参加OKにします。発言はできなくても、参加することで何かを感じ取って欲しいなと思っているからです!是非ともご参加ください!
【今月のテーマ】
「現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書) 新書」
1番読みやすい現代語訳! 60万部突破! !
いまこそ全ての日本人必読の最強の古典
2021年NHK大河ドラマ「青天を衝け」主人公
新1万円札の顔に決定
指針なき現代においてわたしたちは「どう働き」「どう生きる」べきか? 迷ったとき、いつでも立ち返りたい原点がここにある
各界のトップ経営者も推薦
岩瀬大輔氏
「あなたの仕事観を変える本。東洋の叡智がここにある! 」
佐々木常夫氏
「資本主義に対する彼の思想は、時代や国境を越えている」
新浪剛史氏
「“道徳に基づいた経営"という発想には学ぶべきことが多い」
資本主義の本質を見抜き、日本実業界の礎となった渋沢栄一。「論語」とは道徳、「算盤」とは利益を追求する経済活動のことを指します。『論語と算盤』は渋沢栄一の「利潤と道徳を調和させる」という経営哲学のエッセンスが詰まった一冊です。明治期に資本主義の本質を見抜き、約480社もの会社設立・運営に関わった彼の言葉は、ビジネスに限らず、未来を生きる知恵に満ちています。
第1章:処世と信条
第2章:立志と学問
第3章:常識と習慣
第4章:仁義と富貴
第5章:理想と迷信
第6章:人格と修養
第7章:算盤と権利
第8章:実業と士道
第9章:教育と情誼
第10章:成敗と運命
なぜいま『論語と算盤』か(本書「はじめに」より抜粋)
ここで現代に視点を移して、昨今の日本を考えてみると、その「働き方」や「経営に対する考え方」は、グローバル化の影響もあって実に多様化している。「金で買えないモノはない」「利益至上主義」から「企業の社会的責任を重視せよ」「持続可能性」までさまざまな価値観が錯綜し、マスコミから経営者、一般社員からアルバイトまでその軋轢の中で右往左往せざるを得ない状況がある。そんななかで、われわれ日本人が、「渋沢栄一」という原点に帰ることは、今、大きな意味があると筆者は信じている。この百年間、日本は少なくとも実業という面において世界に恥じない実績を上げ続けてきた。その基盤となった思想を知ることが、先の見えない時代に確かな指針を与えてくれるはずだからだ。
引用•Amazon
【この本を紹介したい理由】
今年のテーマとして道徳観をより高めるための書物を皆さんと読み進めていければと思っております。以前にも論語と算盤についてやったのですが、今回は現代語訳版を読み進めたいと思います。日本の資本主義を築いた人と言われますが、この資本主義が暴走しないように論語を使いました。アスリートの世界においても結果主義に走り、結果以上に大事なことを無視して駒のように選手を扱ってしまう現状がいまだにあります。そこで、論語と算盤を理解することで結果だけでなく、他者の人生を彩る秘密について学んでいければと思います。
日本のプロ野球の世界では栗山監督が愛読している一冊だそうです。ぜひ、この本を極めて行きましょう。