【イベント趣旨】



 ノウハウや知識は多く出回るのですがなぜか成功できない・・・。そんな人々に沢山出会ってきました。私たちはこの恵まれた情報時代にも関わらずどうしてこれほどまでに差が生まれてしまうのでしょうか?



人を殴っちゃいけないのに殴る指導者・・・

罵声を選手に言い続けてしまう指導者・・・


子供の可能性を否定し続ける親御さん・・・

厳しい言葉が大事だと信じる親御さん・・・



 科学的に間違いだと伝えるのは簡単ですが、科学も時代の変化とともに間違いがあったり科学的な常識が非常識に覆ったりすることもあります。



 そこで科学を扱う際に重要なのが知識を扱う人間の道徳になります。そこで心理学辞典には道徳性という言葉でこんな面白い一文を見つけました。

ではどのようにしたらこの道徳性は高めることが出来るのでしょうか?



 そこで、毎月、1冊の本をテーマに勉強会を行います。選ぶテーマは最新の科学的な知見のシェアよりも道徳心や倫理観を高める内容を重視したいと思っています。



 出来る限り簡単に読める本で、気軽に勉強できるものをチョイスしたいと思っています。1日8ページずつ読めば20日くらいで読み切れる本を皆さんにご提案出来たらと思います!^^

【ルール】



 イベント参加日まで必ず本を読んできてくだい。本の貸し出しは行っておりませんのでKindleか書店などでの課題図書の購入をお願いします。イベント当日は本を読んでの感想を発表していただき、その感想を元にスポーツメンタルコーチ鈴木颯人がコメントさせていただきます。



【今月のテーマ】



禅とジブリ

Amazonリンク・https://amzn.to/2xPlDyb

「過去、未来じゃなく、もっと今のことを考えなきゃ」──スタジオジブリプロデューサー鈴木敏夫氏が禅僧と奔放対談。対するは、玄侑宗久氏(作家・福聚寺住職)、横田南嶺氏(臨済宗円覚寺派管長)、細川晋輔氏(龍雲寺住職)の三人。『もののけ姫』『火垂るの墓』などジブリの名作から、死生観や人生哲学などを禅的に読みとき、宮崎駿・高畑勲両監督との映画制作の経験に照らして禅を語ります。月刊『なごみ』連載に対談と鈴木氏のエッセイを追加収録。


引用・Amazon



【この本を紹介したい理由】



 日本仏教においては禅宗は5つあります。臨済宗・曹洞宗・日本達磨宗・黄檗宗・普化宗。その中の曹洞宗の学校である駒沢高校で私は高校時代を過ごしました。まったくもって宗教とは無縁だった私。その当時、初めて触れた仏教はなんとも古臭く、胡散臭く、そして退屈なものだと思っていました。



 しかし、スポーツメンタルの研究をするにつれて実は禅ってめちゃくちゃ重要なのでは・・・?と気付くことに。何気なく無意識に読まされていたお経にも意味があることを知り、自分自身の道徳観を養ってくれていたと気付きました。



 また、禅はかつてお侍さんが好んでおこなっていた修行の一つとしても有名です。なぜお侍さんが好んでいたこと言うと、心を1つに留めないためだったのです・・・現代において、1つに集中することを求められるのですが実は命のやりとりが起きる時代においては1つに意識が向きすぎるのは命とりなのです。そうならないために、禅を極め、心を1つに留めない訓練が行われていました。


 

しかし、そんな訓練よりもお坊さんの何気ない言葉の方が真理をついてることってあるんですよね。そんな本です。ジブリ好きな人にも是非とも参加して欲しいなと思います。



【zoom参加URL】

https://us02web.zoom.us/j/82098089533

※開始5分前までに上記リンクをクリックしてお待ちください。