中学校の陸上部の外部コーチとして10年目のスタート、もっと指導者として成長したいと思い、Spaceに参加させていただきました。これまで、指導者プログラムの参加者の皆様とのやりとりや課題を通じて、自分の頭がバージョンアップしているのを感じています😀

さて、指導者としての近況です。
今年の3年生は、1年生の時にコロナで入学式が遅れ、例年より2か月も遅れて入部してきた学年です。何度もコロナで部活動が中止となり気持ちが切れそうになる選手もいましたが、現在は6月に行われる大会で総合優勝するという目標を掲げ、意欲的に練習を行っています。

コロナ禍での成長

「部活動で練習できる時間は少なくなったけど、一日の時間は変わらない。部活動以外の時間を自分の成長のために、考えて使おう。」

私から選手に伝えたことは、これだけ・・・

「本当に大丈夫か?」

以前の私なら、自宅での練習メニューを与えたり、報告させたりしたかもしれませんが、選手を信じて任せることにしました。

しばらくすると、「明日は○○時から△△公園で練習します。」

こんな連絡が来るようになりました。

とりあえず行ってみると、数人が集まっていたので、「今日は何をやる予定??」と聞くと・・・

「クロスカントリーを15周と300mを5本です。」

(公園のクロスカントリーは1周800mなので、15周だと12km!普段は10周で根を上げる選手もいるのに、大丈夫か?)

以前の私なら自分の考えで変更させていたかもしれませんが、自分たちで考えて決めたこと、信じて見守ることにしました。

すると、普段の練習以上に頑張る選手たち、最後までしっかりやり切りました。

「私が考えた練習は根を上げ、自分たちで考えてやるとそれ以上にやり切る(笑)」


指導者として新たな気付きを得ることができました🤓